地方創生に関わる人は必見! 無料で学べる地方創生カレッジとは?

「地方を盛り上げたい」

「地域を支える仕事をしている人間として、もっと知識をつけたい」

 

そのように考えている方は多いのではないでしょうか。

 

無料で学べたり、有識者の方と交流できたりする地方創生カレッジ。

今回は、登録すれば誰でもどこでも学びたいタイミングで学べる「地方創生カレッジ」について解説します。

 

地方創生の基本から、登録方法や活用の仕方などをまとめました。



1.地方創生カレッジとは?

「地方創生カレッジ」とは、地方公共団体で不足している、専門知識や技術を持った人材を集めて育成するための取り組みです。

 

地方創生カレッジ事業は、2015年12月に公表された「地方創生人材プラン」に基づき、公益財団法人日本生産性本部を補助事業者として採択して実施されています。実践的な知識を無料で学べるeラーニング講座で提供したり、地方創生のヒントが見つかる有識者を交えた交流掲示板を用意したりしています。

 

国の地方創生政策の中の1つにあるのが、地方創生カレッジ事業。人口減少の一途をたどる日本ですが、東京圏への転入超過が続いています。

 

そのため、

 

●  地方での担い手が不足

●  地方での魅力や活力が失われる

●  地方での公共サービスの維持が難しくなる

 

このような事態が起きつつあります。

 

これらの問題を解決すべく、2014年に「まち・ひと・しごと創生法」が執行されました。現在では「まち・ひと・しごと創生法」は「まち・ひと・しごと創生総合戦略」として2014年から第一期の計画、2020年から第二期の計画がスタートしています。

 

各地域がそれぞれの特徴を活かし、持続的な社会を創生することを目指していて、

 

●  稼ぐ地域をつくるとともに、安心して働けるようにする

●  地方とのつながりを築き、地方への新しいひとの流れをつくる

●  結婚・出産・子育ての希望をかなえる

●  ひとが集う、安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくる

 

という4つの基本目標と、

 

●  多様な人材の活躍を推進する

●  新しい時代の流れを力にする

 

という2つの横断的な目標を掲げて政策を進めています。

 

これらの目標の達成を目指して行う政策のうちの1つが、地方創生カレッジ事業です。
 



2.地方創生カレッジの使い方

地方創生について学ぶためのプラットフォーム・地方創生カレッジの使い方を解説します。

 

①eラーニング講座

②地方創生 連携・交流ひろば

 

以上の2つの使い方について見ていきましょう。
 


2-1.eラーニング講座の使い方

eラーニング講座は、Webサイトにて会員登録をすることで受講できます。

会員登録の手順を説明します。
 

□2-1-1.地方創生カレッジのWebサイトへ

Webサイトにログインします。
 

□2-1-2.eラーニング講座へ登録する

Webサイトを見ていくと、

 

●  eラーニング講座

●  地方創生 連携・交流ひろば

 

の2種類があります。

 

そこで、eラーニング講座の「詳細はこちらから」もしくは、ページ上部の「無料会員登録」へ進んでください。
 


「無料会員登録」に進むと、情報を入力するフォームに進むためにメールアドレスを入力します。
 

□2-1-3.会員情報を入力してログインする


名前やメールアドレス、興味のある領域など、会員情報を入力します。
 

□2-1-4.受講のための必要項目を入力する(初回)

会員情報の入力が完了すると、「地方創生カレッジ」コースを受講するための情報を入力します。
 

□2-1-5.受講したいコースに申込みをする


サイトを利用するための利用規約に同意すると、マイページに入れます。

そこで、「申込」の欄を開くと、さまざまな種類のコースが一覧で表示されます。

興味のある受講したい講座にチェックを入れて「確認」を押すことで申し込みが完了します。
 


2-2.地方創生 連携・交流ひろばの使い方


地方創生カレッジのWebサイトに進んだら、地方創生 連携・交流ひろばのブロックがあります。

「詳細はこちらから」に進むと、地方創生交流掲示板が出てきます。
 



3.eラーニング講座


地方創生カレッジのeラーニングは、インターネットに接続できる環境にあれば、パソコンだけでなくタブレットやスマートフォンでも学習ができます。媒体を選ばないので、パソコンがない方でも安心ですし、移動時間やスキマ時間にスマホ閲覧での学習も容易にできます。

 

eラーニング講座の受講は以下の流れとなります。


受講したい講座を選んで、登録をすると動画教材で学習できるようになります。
受講後は、受講した講座に関するテストに合格するなど、一定基準をクリアすると修了証を発行してもらえます。

 

多くの講座はひとつの動画が10分~15分程度に区切られており、何本かの動画を組み合わせて講座が構成されています。

 

標準的なもので、1週間に60分程度学習すると4週間でひとつの講座の学習が終了できる構成となっており、社会人で勉強する時間をあまり取れない方でも受講完了しやすいカリキュラムとなっています。

 

講座のカリキュラムは、基盤編と専門編に分かれています。

 


自分の必要な知識に合わせて、学びたい講座を選択できるところも嬉しいポイント。
 



4.地方創生 連携・交流ひろば


地方創生交流掲示板コラムや地方おもしろ情報、カレッジ講座の紹介や感想、地方創生求人情報などが掲載されています。

地方創生の鉄人・有識者への質問もできます。
 


地方創生交流掲示板では

 

●  いま注目の投稿

●  コメントが最も多い投稿

●  参考になった数が多い投稿

●  地域、分野で絞り込む

 

など、見たい投稿を絞り込むことができます。

 

地方創生実践事例の紹介や、地方創生に関わりたい人に役立つ情報など、さまざまな情報を見ることができて、地方創生に関わりたい人は必見です。
 



5.まとめ

「地方創生カレッジ」とは、地方公共団体で不足している、専門知識や技術を持った人材を集めて育成するための取り組みで、eラーニングの受講や、交流掲示板での交流ができます。

 

eラーニング講座は端末の種類を問わずオンラインで受講できるので、地方に住んでいても都心部に住んでいても居住場所に関係なく学習できます。

 

また、掲示板で交流したり有識者へ質問したりできるのも嬉しいポイント。
そして、これらの機能が無料で利用できるので、地方創生に関わる人はぜひ利用してみてはいかがでしょうか?




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